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鳥取市にある障害者支援施設が、入所する3人の個室の外側から鍵をかけて、1日のうち最大で14時間にわたって出入りできない状態にしていたことが鳥取県の調査で分かったと報道されている。

このうち1人については、20年間にわたってこうした対応を繰り返していたということで、鳥取県は虐待に当たるとして詳しい状況を調べている。

鳥取市にある障害者支援施設「鳥取県立鹿野かちみ園」(鳥取県鳥取市鹿野町今市1078)で、入所する3人の知的障害者の個室の外側から職員が鍵をかけ、1日のうち6時間半から14時間にわたって出入りできない状態にしていたという。

このうち60代の女性については、20年間にわたってこうした対応を繰り返していたという。

施設側は「3人が暴力をふるったり、ほかの入所者の部屋に無断で入ったりしたため、家族の同意を得たうえで技能訓練などの時間を除き鍵をかけるようになった」と説明しているという。

施設では現在、知的障害者など71人が生活している。鳥取県は不当な身体拘束による虐待に当たるとして詳しい状況を調べている。

以上、報道参照

障害者に対する職員の教育指導能力・管理能力の欠如を浮き彫りにした虐待事件。それも20年間も。