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酒類卸の(株)野崎本店(栃木県小山市神鳥谷4-1-53、代表:野崎一彦)は6月30日事業停止、事後処理を浅野正富弁護士(電話0285-25-6577)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約6億円。

同社は明治5年創業の老舗の酒類卸売業者。長い間、地元酒造メーカーの販売に貢献し、銘酒がもてはやされた平成14年9月期には約27億円の売上高を計上していた。

しかし、その後は、警察の取り締まり強化・罰則強化により、飲酒離れが顕著となり、売上不振に陥り、営業も展開していたことから経費増による採算性の悪化や卸先の倒産による焦げ付きの発生などもあり、事業を縮小して5億円台の売上高まで減少していた。

そうした経営不振の中6月30日、同社は新設会社の(株)ノザキ(栃木県小山市神鳥谷4-1-53、代表:安井正博)に事業を譲渡し、同社は金融負債などを抱え破産・清算させる意向。

栃木の(株)野崎本店が自己破産へ - JBIZニュース