重包装資材製造の山野井製袋（株）（栃木県栃木市西方町元１７９５－１、代表：山野井敦司）と関連のＹ．Ｓマニュファクチャリング（株）（同所、代表：山野 井香）は６月３０日事業停止、事後処理を加藤弘一弁護士（電話０２８５－３９－６４２７）に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は山野井製袋が約４億５千万円。

山野井製袋は、昭和４年創業の老舗の包装用紙袋製造業者。セメントやプラスチック原料、食品原料などに使用される重包装紙袋を製造し、以前は４億円以上の売上高を計上していた。

しかし、景気低迷から、売上不振、在庫増により、売上高は２億円台まで落ち、在庫処理に伴う損失により、債務超過に陥り、その後も景気は回復せず、今回の事態に至った。関連のＹ．Ｓマニュファクチャリング（株）も連鎖した。