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パレット製造の(有)湘南包装(神奈川県横浜市金沢区福浦3-11-1、代表:菊池重則)は10月5日、横浜地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、滝沢章弁護士(電話045-671-9521)が専任されている。

負債額は約3億円。

同社は昭和43年4月設立された木製パレット製造会社。岩手県の釜石工場で生産していたが、需要先の工場が閉鎖や海外移転により受注が減る中、プラスチックパレットが台頭するなどして、以前は11億円以上あった売上高も半減して経営不振に陥り、平成20年に2月に民事再生を申請、その後終結させていた。しかし、受注は回復せず、再度経営不振に陥り今回の事態に至った。