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鶏卵養鶏の(株)三豊養鶏場(大分市上戸次333、代表:北崎裕一)は11月4日、大分地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、佐藤拓郎弁護士(電話097-532-1977)が選任されている。

負債額は約1億5千万円。

同社は昭和39年12月設立の養鶏業者。養鶏業者が共同事業で農事法人を設立、同社は販売部門を担当していた。しかし、養鶏業者の廃業が相次ぎ、同社が養鶏事業を引き継いでいた。ただ、鶏卵価格は周知のとおり、客寄せの低価格にさいなまれ、一方、飼料は円安から全般で高騰、採算性を悪化させていた。

販売先は生協や地場スーパーなどを確保していたものの、鶏卵市況は回復する見込みもなく、今回の事態に至った。