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福岡市は、JR博多駅前通りの市営地下鉄七隈線延伸工事現場で発生した大規模陥没事故で、9日中に穴の埋め戻し作業を完了する見通しを示し、来週14日までに陥没した道路を含め全てのライフラインを使えるよう仮復旧する方針を確認した。

福岡市の関係部局と九州電力、西部ガス、NTT西日本、地下鉄の施工業者、県警などが参加した会合で確認された。

近隣では避難勧告を受けたオフィスビルやホテル、駐車場などが休業を余儀なくされたりしており、早期復旧が望まれている。

一方で、原因究明はこれからだ。

福岡市は臭い物に蓋をするように埋め戻しており、ほとんど検証もできないだろう。

陥没の原因は、工事を請け負っていた大成建設JVの問題なのか、福岡市が発注する前の工事内容に問題があったのか、検証が必要で、いくら同じ陥没事故を繰り返す福岡市であっても、その検証内容を今後の地下鉄工事に生かさなければならない。