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東証上場企業の今年4月~9月までの中間決算の発表が11日に170社にあり、ピークを迎える。

9日までに発表を終えた全体の76%にあたる1097社の業績をまとめたところ、経常利益の合計は16兆2490億円で、前年同期比を▲13.2%下回っている。

業種別では、
海外事業の割合が大きく、円高の影響を受けた「電気機器」が▲28.4%減益、
自動車などの「輸送用機器」が▲21.3%の減益。

また、中国の過剰生産の影響で輸出低迷が続く「鉄鋼」が▲63.3%と大幅な減益となっている。

このほか、「小売」も外国人旅行者による爆買いが剥離し、▲4%の減益となった。

そして、すべての企業の中間決算の経常利益を合計すると、4年ぶりの減益となる見通し。

さらに、来年3月まで1年間の業績も、経常利益の合計は▲4.7%の減益になると予想となっている。