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河井継之助ゆかりの割烹(株)東忠(新潟県小千谷市元町11-11、代表:東亮一)は11月11日、事後処理を畑七起弁護士(電話0258-33-7315)に一任して、事業を停止している。

江戸中期創業の同割烹の建物は、地場産業の織物・養鯉業の繁栄を伝える歴史的な建造物として、平成27年に本館のほか別館や土蔵が登録有形文化財に登録された。しかし、地場産業の衰退と消費不況から、売上高は低迷し続け、9月に事業を停止していた。

建物と暖簾を引き継ぐ歴史を大事にする会社はいないのだろうか。残念。

消費吹きようであるが、企業の景気はバブル状態、かといって設備投資もせず、交際費も使用せず、宴会などほとんどなくしたまま、未曾有の利益は内部留保と自己株式買いのマスターベーションばかり、金が循環しなくなっている。

<東忠の坂>
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