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TPP、交渉過程がすべて隠密にされ、アメリカが抜けるにもかかわらず、トランプを改心させるとした安倍首相の下、絶対多数で農業国ばかり加盟のTPPを批准する。

一度決めたことは絶対曲げない安倍首相の性格を如実に現している。

重要五項目を「除外または再協議の対象」とするよう求めた決議項目。米など重要五項目の中で、「精米」「玄米」のようなくくりでは、いずれも低関税や無関税で輸入する枠が新設されたり拡大されたりするという。
米は殻が付いたのが米、精米や玄米は殻が付いていないため、聖域の交渉外だそうだ。元TPP交渉官だった明治大学農学部の作山巧准教授の指摘している。

経済効果は米国が抜けた後も14兆円が7兆円に半減するという。それもこれも急こしらえのどんぶり勘定、自民党は小泉新次郎を使い農協潰しに殺気立っており、農協はTPPについてぐうの音もないありさま。

一度決めたら、どんなに状況が変わろうと何が何でもやってしまうのが、安倍首相だ。国会審議など茶番の延長線上と化かしている。
こうした動きは、以前は自民党内で派閥により考え方が異なっていたものを自助力で修整されていたものが、小泉が郵政問題で党議拘束をかけ、今ではすべてに党議拘束がかかっていることによるもの。

今の派閥は、「大臣にして」のお願い派閥に成り下がっている。自民党内公明党は、自民党から政教分離を突きつけられ、歯を抜かれてしまい総入れ歯状態。統一教会などと一緒の新興宗教であり、さらに手が負えない。