名古屋製鉄所から始まった新日鉄住金の続く火災、力に物言わせ、現場検証も形式的に終わらせて早々に操業させた結果、火の神の祟りを受け、その後、あちこちで火災を連発させている。

５日未明、大分市の新日鉄住金の製鉄所で火災が発生した。

火災があったのは、大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所の構内にある厚板工場の電気系統を制御する主電気室。

警察や消防によると、５日午前２時ごろ、製鉄所の従業員から消防に通報があった。この火災で室内の電気配線などが焼け、大量の煙が発生したが、当時、この場所には誰もおらず、けが人はいないという。

火は工場内を巡っている配線に燃え広がっているとみられている。

以上、

新日鉄住金の建物や設備は老朽化したものが多く、営業利益をそうした設備の更新に当てず、株主のご機嫌に沿うよう純利益を最重要にした結果、あちこちで問題の火災を引き起こしている。設備更新をやるかやらないか、やらなかった宗岡氏ら経営陣の資質の問題だけだろう。