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三井住友フィナンシャルグループが、傘下の第2地方銀行の関西アーバン銀行(大阪市)とみなと銀行(神戸市)を、りそなホールディングスへの売却で最終調整に入ったことが分かった。早ければ月内に合意する見通し。

金融グループの系列を超えた地域金融機関の再編が加速する。

三井住友FGは関西アーバン銀行の株式の60%、みなと銀の46%(いずれも議決権ベース。昨年3月末)を保有している。

りそなは、両行に対し株式公開買い付け(TOB)を行うことを視野に三井住友から保有株を取得することを検討している。

関西アーバン銀行の前期の総資産は4兆48百億円、みなと銀行は3兆48百億円。