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決済代行サービスを手掛けるGMOペイメントゲートウェイは10日、東京都の都税をクレジットカードで支払えるネットサイトなど二つのサイトが不正アクセスを受け、クレジットカードの情報計約72万件が流出した可能性があると発表した。

被害が確認されたのは、東京都がGMOペイメントゲートウェイに委託している都税支払いのサイトで約67万6千件、住宅金融支援機構の団体信用生命保険特約料の支払いサイトでは約4万3千件。

都税のサイトでは、クレジットカード番号や有効期限、メールアドレスが漏れた可能性がある。

住宅金融支援機構のサイトでは、このほか、セキュリティーコードや住所、氏名なども含まれていた恐れがあるという。

同社は、使用しているソフトウエアの脆弱性を突かれ、システムに侵入されたという。

同社は、セキュリティーの専門会社による調査を開始。今後、利用者への補償を検討するとともに、警察に被害届を提出する予定。