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15日、暴力団事務所が集中する札幌市の繁華街ススキノでビル全体で暴力団の排除を宣言した10棟目のビルが指定され、宣言式が行われた。

これは暴力団の介入を防いでお客さんに安心して楽しんでもらうために、ススキノのビルオーナーなどで作る「すすきの暴力団排除モデル協議会」が20年ほど前から行っている取り組み。

10棟目に指定されたのは飲食店などが入る「美松ビル」。

この日は、協議会のメンバーや札幌中央警察署の担当者などが集まり、宣言式が開かれ、この中で、協議会の吉中新太郎会長が「これからも明るくて健全なススキノの町づくりに貢献してほしい」と挨拶し、暴力団排除の意思を示したプレートがビルの入り口に取り付けられた。

警察によれば、ススキノには現在、18か所に暴力団事務所が存在し、飲食店のオーナーなどにみかじめ料や用心棒代を要求するトラブルも起きており、
指定されたビルには警察官が重点的に警戒にあたるということで札幌中央警察署の濱谷将光組織犯罪対策課長は「こうしたビルをさらに増やして安心安全なススキノの街にしていきたい」と話していたという。

日本人のヤクザ好きは世界から奇異な目で見られていたが、人情を謳ったフーテンの寅さんも今は昔、現実のおあ兄さん方は怖い存在でしかない。

構成員も年々減少するわけだ。