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老舗ベビー服メーカーの(株)サンベビー大島屋(広島市西区商工センター4-4-10、代表:天方淳)は3月27日、広島地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、大橋弘美弁護士(電話082-511-2892)が選任されている。

負債額は約2億5千万円。

同社は大正15年創業のベビー服メーカー。自社企画のベビー服などを中国で製造し、量販店などでの卸販売を手掛け、以前は9億円以上の売上高を計上していた。

しかし、少子化、超円安や現地コストの上昇により輸入原価の高騰、平成28年5月期には2億円台まで売上高が減少、消費不況から競争も激しく採算性も悪化させ経営不振に陥り、今回の事態に至った。