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日経が19日までに発表を終えた3月期決算企業1555社を分析した上場企業の2017年3月期の連結決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高は前期比▲3%減だったが、純利益は18%も増加した。

商社や通信など非製造業の健闘が目立ち、全体で2年ぶりに増益となり、過去最高を更新した。減収・最高益は連結決算が本格化した2000年代以降で初めて。最高益企業は全体の3割近くに上った。特に建設業は、労務費の安定化、建設資材の価格低下により営業利益を急回復させている。