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長崎市議会の自民党会派「創生自民」に所属する吉原日出雄議員が昨年度に政務活動費から支出したガソリン代に、全く関係のない他人が給油した分が含まれていたことがわかったと報道されている。

議員は「誤って他人の領収書の写しを添付した」としていて、2万円余りを返還するとともに、責任を取って自民党を離党するとしている。

去年4月から10月にかけて支出したガソリン代のうち、1日に2度、給油したケースが22回あり、ほとんどがはじめの給油から10分以内に2度目の給油をしていた。

これについて、吉原日出雄議員は、「ガソリンスタンドに残されていた、自分の前に給油した人の領収書の写しを誤って添付した。故意ではなかったが、弁解の余地はなく、議会や有権者に説明責任を果たしたい」と述べ、11回分、金額にして2万円余りの給油が全く関係のない他人の分だったことを認めている。

そのうえで、今後、収支報告書を修正して2万円余りを返還するとともに、責任を取って自民党を離党するとしている。