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旧、大市市岡商店(有)で魚介類卸および加工処理のイチオカ(株)(北海道目梨郡羅臼町共栄町3-2、代表清算人:市岡俊一)は7月18日、釧路地裁根室支部において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約3億円。

同社は昭和52年創業の生鮮魚介卸業者の大市市岡商店(有)。地元漁港で水揚げされる魚介類を水産業者などへ卸販売し、魚介類の委託加工もしていた。しかし、最近では、漁獲量が大幅に減り、魚価高騰で採算性を悪化させ、売上高も大幅に落とし、経営不振に陥っていた。

そうした中、同社は事業分割し、現業部門を新たに設立した大市市岡商店(株)に承継させ、同社はイチオカ(株)に社名変更し、借入金等の負債を抱え、3月に解散を決議していた。