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こんにゃく類、デザート類製造のミヤマ食品(株)(群馬県甘楽郡下仁田町下仁田340、代表:中村恭之)と関連でこんにゃく粉製造の(株)ナカムラ(同、同)およびアユ中間育成業者の三協養魚漁業生産組合(群馬県藤岡市立石745、代表:同)は6月16日、前橋地裁高崎支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、堀口均弁護士(電話027-370-1008)が選任されている。

 負債額はミヤマ食品が約6億円、ナカムラが約11億円、三協養魚漁業生産組合が僅少で、合計で約17億円。

ミヤマ食品は昭和62年8月設立のこんにゃく・しらたきなどやマンゴープリン・杏仁豆腐などのデザート類製造業者。同社は平成16年7月期には16億円台の売上高を計上していたが、その後の消費不況、共稼ぎ世帯の増加から鍋物離れが進み、売上高は9億円台まで減少し、赤字経営が続いていた。

ナカムラは大正3年創業の老舗こんにゃく製粉製造業者。ミヤマ食品の不振に業務を停止していた。

三協養魚漁業生産組合はミヤマ食品に連鎖した。