パチンコ景品卸で旧(株)エイチ・アンド・エムの（株）中央商事（東京都国分寺市光町１－４９－４、代表：保坂雅洋）は６月２１日、東京地裁立川支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、玉盛勝久弁護士（電話０４２－５０７－３５６６）が選任されている。

負債額は約２９億円。

同社は昭和４０年５月設立のパチンコ景品卸業者。平成１９年４月期には約２５００億円の売上高を計上していた。５号機問題以降パチンコ業界が危機に瀕している平成２８年期でも約２０００億円の売上高を計上していた。しかし、金融取引で大穴を明け、債務超過に陥り、今年４月、同社は会社分割し、事業を別会社に譲渡、同社は、商号をエイチ・アンド・エムから（株）中央商事に変更し、負債を抱え今回の措置に至った。