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(株)藤原製作所(神奈川県足柄上郡山北町山北1105、代表:西川典秀)は7月11日、横浜地裁小田原支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、石渡絵理弁護士(電話0465-24-5445)が選任されている。

負債額は約5億円。

同社は昭和44年創業の自動車照明器具製造会社。

自動車用のヘッドランプ、フォグランプなどの照明器具組立加工、樹脂部品成型など一貫生産していた。しかし、リーマンショック後、自動車生産工場が海外へ移転してしまい、取引も解除され、以前は100億円前後の売上高を計上していたものの、平成28年3月期には2億円台まで売上高が落ち、今回の事態に至った。

自動車メーカーは、一次下請けは面倒を見るが、二次下請け以降は問答無用で切り捨てる。