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建築工事の(株)エヌ・エー・ピー(愛知県名古屋市守山区川宮町72-2、代表:中原康)は7月31日、名古屋地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、山田尚武弁護士(電話052-223-5555)が選任されている。

負債額は約3億5千万円。

同社は平成2年11月設立の木造建築会社。注文住宅を得意とし、平成25年3月期には11億円以上の売上高を計上していた。しかし、その後は住宅不況、消費不況により、受注競争も激化し、同社の売上高は平成29年3月期の売上高は5億円台まで落ち込んでいた。外注に依存した工事であったため、資金繰りが悪化、受注の回復も見込めず、今回の措置となった。