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ガソリンスタンド経営の(有)熊谷石油店(福岡県朝倉市杷木久喜宮905-1、代表:熊谷隆夫)は8月4日事業停止、事後処理を富永孝太朗弁護士(電話0942-36-2177)にほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約1億円。

同社は昭和42年11月のガソリンスタンド経営会社。設備投資して綺麗なセルフ店にし、売上高を伸ばしたが、車両の低燃費化、昨今の消費不況による競争激化により売上高が減少し、厳しい経営となっていた。そうした中、先の九州北部豪雨で、災害復旧による被災地からの購入が大幅増加したものの、仕入れ代金に支障をきたし、今回の申請となった。

 地元の災害復旧車両は定期払い、急増した農家も工場も定期払いがほとんど、しかし、経営難に陥っていた同社の仕入れは短期支払いになっていた。

金融機関が暫くでも条件付でも面倒見るのが筋だろうが、金融機関は豪雨だろうが傘を貸さないのが鉄則。