sponsored

印刷業の日本印刷紙器(株)(東京都中央区日本橋浜町3-45-5、代表:鈴木佳典)は8月21日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、石井和男弁護士(電話03-3436-0502)が選任されている。

負債額は約3億円。

同社は昭和41年6月設立の印刷業者。食品や薬剤・日用品のパッケージ印刷を手掛けるほか、パンフレットなど一般印刷も手がけ、平成20年4月期には約10億円の売上高を計上していた。

しかし、その後は、印刷そのものの需要減から同業者との受注競争が激しくなり、受注単価が下落、売上高・採算性共に悪化させ、最近では債務超過に至っていた。