石油製品・ガソリン卸の（株）エクセル（徳島市吉野本町６－２０－３、代表：今津圭司）は８月２９日、徳島地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、竹原大輔弁護士（電話０８８－６２３－６８６０）が選任されている。

負債額は約８億円。

同社は昭和５７年１２月設立の石油卸会社。ガソリンスタンド向けにガソリンを卸し販売していた。その後、ガソリンスタンド経営にも進出していた。

しかし、ガソリンスタンドは価格競争も激しく、投資額の割には儲からず、消費不況で売上高も伸びず、借入金が固定する中、行き詰った。