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防災設備工事のクラシタ電気設備(株)(大阪市旭区新森4-5-2、代表:藏下浩次)は9月20日事業停止、事後処理を生口隆久弁護士(電話06-6363-5003)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約3億円。

同社は昭和33年創業の消火・警報、避難誘導などの防災設備工事業者。オフィスビルや商業施設、各種施設における防災設備工事をゼネコンなどから受注し、平成28年6月期には約6億円の売上高を計上していた。しかし、工事人不足、外注労務費高騰から採算性を悪化させ、資金繰りの悪化を陥っていた。

ゼネコンとの契約は、受注金額はたたかれ、納期を守らなければ大きなペナルティを受け、現実には赤字工事が続いていた。