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乾物卸の神農(株)(広島県福山市曙町6-1-1、代表:濱本克己)は9月5日事業停止、事後処理を小野隆平弁護士(電話084-932-3788)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約6億5千万円。

同社は昭和61年9月設立の乾物食品卸会社。同社は大根やニンニクなどの乾燥野菜などを西日本一帯のスーパーや健康食品販売店へ卸し、平成18年3月期には約14億円の売上高を計上していた。しかし、競合が激しくなり、農家の高齢化から供給も安定せず採算性が悪化、平成28年期には売上高は7億円台まで落ち、赤字経営が続いていた。