sponsored

千客万来

観光庁は18日、今年1~9月に日本を訪れた外国人旅行者の買い物などの消費額は累計で3兆2,761億円だったと発表した。

年間最高の3兆7,476億円を記録した昨年を上回るペース。

訪日客数が、9月中旬に2千万人を突破するなど順調に増えていることに加え、中国を含む東アジアや東南アジアからの訪日客の消費が好調なため。

<7~9月の内容>

7~9月の消費額は、前年同期比26.7%増の1兆2,305億円で、四半期で過去最高だった。

1人当たりの消費額は、6.6%増の16万5,412円で、7四半期ぶりにプラスに転じた。

高島屋などの百貨店や免税店が、個人向け商品を充実させるといった対応が功を奏したとみられる。

一人当たりの消費額では、ベトナムがトップで前年比60.5%増の259,749円、中国が4.6%増の238,385円、フランスが31.5%増の235,068円、スペインが12.5%増の228,571円、英国9.6%増の216,308円と続いている。

国別の国内消費額は、中国が5,432億円、台湾が1,490億円、韓国が1,361億円、香港が941億円、米国が618億円で、以上の5ヶ国で全体の約8割となっている。

消費品目別では、買い物が構成比34.2%で4,204億円、宿泊費用が29.7%で3,655億円、飲食費が21.1%で2,591億円、国内交通費11.2%で1,379億円、娯楽サービス3.3%で412億円、その他が0.5%で64億円となっている。

以上、