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警視庁が、国の指定を受けた民間車検場が、違法に改造したダンプカーの車検を不正に通したとして、東京・稲城市にある国の指定を受けた民間車検場の大庭自動車整備工場の社長の大庭猛容疑者(59)と、弟で同社役員の勇次容疑者(52) (町田市鶴川)、土木建築会社社長の木下健二容疑者(43)が逮捕された事件で、今年8月までの2ヶ月間について調べたところ、この車検場で受け入れたダンプカーなどのうち70%(=121台)で決められた検査を行っていなかったことがわかった。警視庁は、数年前から不正な車検を繰り返していたと見て調べている。

大庭容疑者らは、土砂などを多く積めるよう荷台に「さし枠」という板を取り付けるなど違法に改造したダンプカー4台について、虚偽の書類を作成して車検を通したとして、虚偽有印公文書作成などの疑いで逮捕されている。

警視庁は、利益をあげるために数年前から不正を繰り返していたと見て調べるとともに、車検場の役員などは公務員とみなされるため、車検代金の一部が賄賂だった贈収賄の疑いでも捜査している。

以上、

車検は儲かる。ただ、挙げられたら、民間車検場の認定を取り消されることから、会社は持たない。