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生鮮魚介類卸の豊栄水産(株)(岡山市南区市場1-1、代表:岡本明晴)は11月14日、岡山地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、石井克典弁護士(電話086-235-1410)が選任されている。

負債額は約4億円。

同社は昭和57年10月設立の生鮮魚介卸業者。同社は岡山市中央卸売市場の仲卸業者で、瀬戸内海産の魚介類を扱い、加工処理も行い、販売も手がけ、以前は14億円以上の売上高を計上していた。しかし、消費者の魚離れが進み、温暖化による不漁や燃費高騰で魚価が高騰し、採算性も悪化させ、経営不振が続いていた。