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やっと日本らしくなってきた。技術を最大限盗まれないようにするべきだ。  

ジャパンディスプレイ(JDI)の関連会社、JOLEDは5日、最大3割程度安く生産できる新技術を使った有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルを初出荷したと発表した。

有機ELパネル市場は、韓国勢がリードする状況が続いてきたが、高精細で低コストの製品出荷にこぎ着けたことで、同社は巻き返しを図る。

JOLEDが初出荷した有機ELパネルは、2015年1月の会社発足当初から重点的に研究開発を進めてきた「印刷方式」で生産された。

この方式による製品の出荷は世界初。

スマートフォンやテレビで採用が進んでいる有機ELパネルは、従来、真空状態で製造する「蒸着方式」が主流だったが、JOLEDは真空でなくても製造でき、材料のロスが少ない印刷方式の技術確立に取り組んできた。