障害者就労支援施設の一般社団法人しあわせの庭（広島県福山市曙町５－３０－１５、代表理事：山下昌明）は１２月８日、広島地裁福山支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、金浦東祐弁護士（電話０８４－９８２－８５１５）が選任されている。

負債額は約３億円。

法の改悪で給付金や助成金が障害者就労者への賃金に使用できなくなり、軽作業主体で作業収入も限られ、１１２人の障害利用者に対して給与を支払えなくなり行き詰った。議員や諮問機関・有識者たちは机上ですべて決定することから、軽作業とはいえ働く意欲のある障害者の勤め先までこうした問題を生じさせる。障害者たちは梱包作業、ＤＭ封入、データ入力、「幸せのパン工房」などの作業ら従事していた。

障害者に冷たい日本。