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新車・中古車販売の(株)ASJ(千葉市中央区南町2-15-19、代表:永吉大治)は12月27日、千葉地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、山村清治弁護士(電話043-224-2233)が選任されている。

負債額は約7億円。

同社は昭和63年創業の新車・中古車の自動車販売会社。そのほか飲食店の経営、太陽光発電事業の開始、大震災によるフクシマ原発の除染作業事業者向けのユニットハウスなどのレンタル事業にも進出していた。その結果、平成27年5月期には約27億円の売上高を計上していた。

しかし、太陽光発電事業が原発優先の政府方針により買取価格の減額によりで挫、除染作業も一巡してユニットハウス事業も急減、経営不振に陥る中、同社は昨年10月に債権者から破産を申し立てられていた。