学食等食堂受託運営の（株）ＳＣプランニング（東京都豊島区東池袋1-31-10、代表：引地伸介）は１月３１日、事業を停止した。

同社は平成２６年６月、前身の学食運営会社の事業を引き継ぎ設立された食堂受託運営会社。杏林大・専修大・神奈川工科大などの学食や企業の社員食堂など計５０ヶ所あまりの食堂運営に携わり、平成２８年１２月期の売上高は約４億円を計上していた。

しかし、魚介類など材料費の高騰でも値上げはなかなかできない学食、採算性は厳しく、昨今の人件費の高騰に加え、野菜高騰も追い討ちをかけ、今回の事態に至った。

ただ、大学側に事前通知せず学食をいきなり停止しており、携わっていた大学の学生などに大きな迷惑をかけている。