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PSSの(有)サコダコーポレーション(広島市中区榎町1-23-502号、代表:迫田章典)は2月27日、広島地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、亀舎大悟弁護士(電話082-555-2091)が選任されている。

負債額は約13億円。

同社は昭和57年創業の自動車用品の販売業者。ビレリーのタイヤやホイールからスタートし、特約店としてメルセデスベンツ・AUDI・フェラーリー・ランボルギーニなど外車のパーツやオーディオ、ナビなど幅広く扱い、同業者への卸も行っていた。平成25年8月期には約22億円の売上高を計上していたが、消費不況の浸透によりカーキチが大幅に減り、同業者との競合も激化、同社の売上高は平成27年期には3億円台まで急減していた。そのため、借入負担が経営を圧迫、リストラするも、業績の回復にはならず、今回の事態に至った。