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中部電力は10日、川越火力発電所(三重県川越町)の4号系列4号機を停止する際に不具合があり、午前7時13分に三重県のほぼ全域と岐阜、愛知両県の一部で電圧が瞬間的に低下したと発表した。

電力を供給している工場の設備が停止するなどの影響があったかどうかは不明。中部電は不具合の原因を調べる。

 中部電によると、工場などを運営する事業者から、電圧低下の理由についての問い合わせが数十件あった。

東芝の四日市半導体工場では2010年12月8日、中部電力四日市火力発電所南大垣変電所で0.07秒間という瞬間的に6割以上の電圧低下が発生、当工場のクリーンルームの空調機器に影響を与え停止、工場は12月10日に復旧したが、その間の停止で100億円超の生産に支障をきたしたとされる。