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公取委は、ベビーカーやチャイルドシートなどを扱う大手育児用品メーカー「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」と「コンビ」が、小売店に対し決められた価格から値段を下げないよう圧力をかけていたとしては独占禁止法違反の疑いでそれぞれの本社を立入検査した。

2社はベビーカーやチャイルドシートなどを納入した小売店やネット店舗に対し、決められた価格から値段を下げないよう求めていたという。

応じない場合には、取引停止や、小売店に対して行っていた優遇措置を取りやめることをほのめかすなどして圧力をかけていた疑いがあるという。

小売業者が自由に価格を決めることを妨げたとして、独占禁止法違反の疑いで18日に立入検査したもの。

ベビーカーの市場規模は年、百数十億円だが、2社が最大手で、全体の8割程度を占めているという。