不動産経済研究所は２４日、全国で建設・計画されている超高層マンション（20階建て以上）は、１０．９万戸に達することが判明したと発表した。
2018年以降に完成を予定している超高層マンション（2018年3月末現在）は294棟、10万8,757戸で、前回調査時（2017年3月末時点）に比べて棟数では54棟増・率にして２２．５％％増／戸数では1万6,471戸増・率にして１７．８％増となっている。
１、首都圏は181棟・8万303戸で、全国に占めるシェアは73.8％（前回調査時78.6％）。前回調査時よりも19棟・7,784戸の増加となっている。
そのうち東京23区内は123棟・5万5,570戸で、全体の51.1％（前回53.6％）を占めている。
２、近畿圏は47棟・1万3,811戸で、前回調査時に比べ13棟・3,238戸の増加となっている。近畿圏のシェアは12.7％（前回11.5％）。
大阪市内は30棟・8,737戸（シェア8.0％、前回7.4％）。
３、その他地区では、福岡県20棟・5,262戸（シェア4.8％、前回4.2％）、
４、北海道10棟・2,560戸（シェア2.4％、前回1.7％）、
５、愛知県11棟・1,530戸（シェア1.4％、前回1.5％）、
６、広島県2棟・855戸（シェア0.8％、前回0％）、
７、宮城県4棟・738戸（シェア0.7％、前回0.08％）など。
全国で2018年以降に完成見込みの超高層マンションは294棟、延べ10万8,757戸となっている。首都圏で181棟・8万303戸、
近畿圏47棟・1万3,811戸、
そのほか66棟・1万4,643戸の内訳。
完成予定年次は18年50棟・1万2,104戸、19年68棟・1万9,115戸、20年59棟・2万848戸、21年26棟・8,652戸、22年以降91棟・4万8,038戸となっている。
●首都圏181棟・8万303戸、東京23区内123棟・5万5,570戸
首都圏で18年以降に完成が計画されている超高層マンションは181棟・8万303戸。地域別では東京23区123棟・5万5,570戸、都下14棟・5,031戸、神奈川県26棟・1万2,360戸、埼玉県8棟・2,878戸、千葉県10棟・4,464戸となっている。
完成予定年次は
18年25棟・7,128戸、
19年35棟・1万1,073戸、
20年39棟・1万6,102戸、
21年18棟・6,312戸、
22年以降64棟・3万9,688戸。
●近畿圏は47棟・1万3,811戸、大阪市内30棟・8,737戸
全国で完成した超高層マンションは、2017年は40棟・1万1,373戸（首都圏20棟・5,900戸、近畿圏7棟・2,676戸、その他13棟・2,797戸）、2016年は34棟・1万2,104戸（首都圏18棟・7,857戸、近畿圏8棟・2,200戸、その他8棟・2,047戸）だった。
全国で2018年以降に完成見込みの超高層マンションは294棟、延べ10万8,757戸となっている。首都圏で181棟・8万303戸、近畿圏47棟・1万3,811戸、そのほか66棟・1万4,643戸の内訳。
完成予定年次は18年50棟・1万2,104戸、19年68棟・1万9,115戸、20年59棟・2万848戸、21年26棟・8,652戸、22年以降91棟・4万8,038戸となっている。
近畿圏で18年以降に完成が計画されている超高層マンションは47棟・1万3,811戸。大阪市内30棟・8,737戸、大阪府下9棟・2,924戸、兵庫県6棟・1,786戸、滋賀県1棟・265戸、和歌山県1棟・99戸。完成予定年次は18年12棟・2,741戸、19年18棟・5,239戸、20年5棟・1,032戸、21年4棟・1,133戸、22年以降8棟・3,666戸となっている。（17年完成7棟・2,676戸、16年完成8棟2,200戸、15年完成10棟・3,015戸、14年完成17棟・5,091戸、13年18棟・6,133戸、12年13棟・3,473戸、11年12棟・3,435戸、10年14棟・3,341戸。）
●その他都市66棟・1万4,643戸、福岡県20棟・5,262戸
超高層マンションはその他の地方都市でも多数計画されている。
福岡県20棟・5,262戸、
北海道10棟・2,560戸、
愛知県11棟・1,530戸、
広島県2棟・855戸、
宮城県4棟・738戸、
岡山県3棟・695戸、
岐阜県3棟・632戸、
静岡県2棟・440戸、
長崎県2棟・372戸、
群馬県2棟・350戸、
栃木県1棟・245戸、
富山県1棟・206戸、
茨城県1棟・200戸、
大分県1棟・170戸、
福島県1棟・150戸、
山形県1棟・146戸、
愛媛県1棟・92戸。
↓北仲通北地区 A-4地区 分譲マンション完成予想図／三井不動産レジデンシャル他
