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建築業の(株)エムエルエー(奈良市七条町東浦3-1、代表:掃部彰一)は5月18日、奈良地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、馬場勝也弁護士(電話0742-26-3733)が選任されている。

同社は平成3年6月設立の建築業者。

レオパレス21の専属下請けとして、平成21年3月期には約13億円の売上高を計上していた。しかし、レオパレス21がリーマン・ショックにより、空き室率が急増して、経営危機に陥り、それまでの施工主体から、物件管理に力点移行、建築物件が大幅に減少したことにより、同社は受注減少に見舞われ、平成22年3月期の売上高は2億円台まで激減、その後も受注環境は改善されず、今回の事態に至った。

現在、レオパレス21で問題になっている居室天井裏の界壁なしの不良施工とは関係ないとみられる。