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酒類販売の「トミナガ」の(株)トミナガ(京都市上京区上の下立売通御前通西入大宮町478、代表:七浦晃嘉)は5月15日、京都地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、伊山正和弁護士(電話075-256-2560)が選任されている。

負債額は約3億5千万円。

同社は大正元年創業の酒類販売「富永酒店」(現「トミナガ」)の経営会社。酒類のほか食料品も扱い一時は3店舗運営し20億円近い売上高を計上していた。しかし、同社が得意とする日本酒離れや大手量販店などの進出により、売上高の減少に歯止めがかからず、2店舗閉鎖したものの、財務内容は悪化するばかり、店舗展開での借入負担も重石となり、債務超過状態が続き、資金繰りにも窮し、100年の歴史に幕を閉じた。