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トナー販売の(有)文具のオカモト(静岡県浜松市中区高丘東4-38-17、代表:岡本直樹)と100%子会社の(株)ボイス(同、同)は5月30日、静岡地裁浜松支部において、破産手続きの開始決定を受けた。

破産管財人には、劔持友浩弁護士(電話053-454-5869)が選任されている。

負債額は2社合計で約10億円。

文具のオカモトは昭和49年創業の元々学校や法人向けの事務用品販売店。企業の経費節減の浸透やPC時代に売上不振から、純正トナーのネット販売に移行し、平成29年7月期には約13億円の売上高を計上していた。

また、ボイスも文具類のネット販売で約14億円の売上高を計上していた。しかし、薄利多売でネット販売の売上高は急伸したものの、資金繰りが追いつかず、何故か金融機関も支援せず、今回の事態に至ってしまった。