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ホンダは5月31日、国交省に次のとおりリコールを届け出た。

1、不具合の部位(部品名):制動装置(ブレーキマスタシリンダ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
ブレーキマスタシリンダにおいて、セカンダリカップの材質と形状が不適切なため、カップがリザーバタンクホースからブレーキ液中に溶け出した可塑剤により膨潤し、また、走行中のエンジンからの熱影響により膨張すると、変形することがある。
そのため、シール性能が低下して、ブレーキペダルをゆっくり踏むとシール部からブレーキ液が漏れ、最悪の場合、制動距離が長くなるおそれがある。

3、改善措置の内容:
全車両、ブレーキマスタシリンダアッセンブリを対策品と交換する。

4、不具合件数/142件、事故の有無/物損2件

5、対象車名:「ステップワゴン」、「FREED」、「FREED+」の3車種6型式
6、対象車両台数:合計209,060台
7、対象車両の製作期間:平成27年4月1日~平成30年2月19日