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総務省が5日発表した4月の家計調査(速報)によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は29万4439円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月から▲1.3%減少した。

減少幅は3月(▲0.7%減)から拡大し、3ヶ月連続のマイナスとなった。

支出の項目別では、「光熱・水道」が▲5.6%減少。魚介類の不漁高騰の影響で「食料」も▲0.8%減少した。

サラリーマン世帯の収入(実質)は、▲0.2%減の49万5370円で、4ヶ月連続でマイナスとなった。ただ、減少幅は前月(▲3.8%減)から縮小した。

総務省は「4月は消費に弱さがみられる」とし、消費の基調判断を前月までの「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から下方修正した。