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韓国・ソウル地検は28日、大韓航空を傘下に持つ財閥「韓進グループ」の趙亮鎬会長を、横領や背任の疑いで事情聴取する方針を決めた。

大韓航空が機内で販売する免税品の仕入れなどを巡り、仲介業者などから計200億ウォン(約20億円)相当の不当な利益を得ていた疑いがもたれている。

趙財閥一家には、最近、不祥事が相次いでいる。5月には、同航空前専務で次女の趙顕旼氏が、会議の席上、外注先の男性に水入りペットボトルを投げつけたとして暴行と業務妨害の疑いで、妻の李明姫氏も、建築会社の女性社員に対する暴行などの疑いで、それぞれ警察の事情聴取を受けた。

6月も、長女の趙顕娥・前KALホテルネットワーク社長が、大韓航空機の海外便を使い税関を通さず、家具や調度品などを輸入した脱税の疑いなどで税関当局に聴取された。

顕娥氏は、2014年にも米ニューヨークの空港でおつまみのナッツの出し方に激怒し、搭乗機を引き返させたとして有罪になったナッツ姫。

以上、報道参照