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映画館「京都シネマ」の(株)如月社(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620、代表:神谷雅子)は7月9日、申請処理を村上博一弁護士(電話06-6316-8364)ほかに一任して、京都地方裁判所へ民事再生法の適用申請し、監督命令を受けた。監督員には、西村幸三弁護士(電話075-253-2035)が選任されている。

負債額は約2億円。

同社は平成15年3月設立された映画館。当映画館は3スクリーンを擁し、Vシネマや現代アート作品などの映画作品を取り扱い、また各種イベントも開催し評価されてきたが、近隣に大手シネコンの進出やネット映像配信に集客数が減り、初期投資にかかわる借り入れ負担も重く、経営不振に陥っていた。今回の申請で財務内容の抜本的な改善を目指す。

過剰なインバウンドに京都も硬派が少なくなってきているようだ。