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日本百貨店協会によると、7月の売上高は、厳しい猛暑により訪れる客が減った影響などで、全国のデパートの売上高は2ヶ月ぶりに減少した。

全国のデパート219店の7月の売上高は、合計で5132億円だった。

既存店での前年同月比は▲6.1%の大幅減となった。

これは、全国的に厳しい暑さが続いたことに加え、豪雨や台風の影響もあり、デパートを訪れた客数が▲3.9%減少し、大きく落ち込んだことが要因だという。

7月末には、デパート各社が初めて足並みをそろえて、この夏2回目となるセールを行ったが、猛暑などの影響を挽回するまでには至らなかった。

日本百貨店協会は「天候の影響を大きく受けたが、セールを2回行う取り組みには手応えがあった。この冬にも業界を挙げて同様の取り組みを行って、消費を呼び起こしたい」としている。

一方、日本チェーンストア協会によると、全国の主なスーパーの7月の売上高は1兆1301億円で、暑さによる野菜の値上がりの影響もあり、前年同月比1.5%増加した。