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「元祖亀屋の温泉まんじゅう」の(有)佐藤菓子店(栃木県日光市柄倉790-2、代表:竹本光)は9月4日、宇都宮地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、溝邉岳秋弁護士(電話028-666-0012)が選任されている。

負債額は約3億円。

同社は昭和42年創業の和洋菓子製造販売会社。「元祖亀屋の温泉まんじゅう」を主力に店舗名「お菓子の城 鬼怒川」を展開していた。

鬼怒川温泉一帯が消費不況の影響から観光客が減少、以前は3億円以上あった売上高が1億円台まで減少し、今年6月、事業や店舗を大手菓子メーカーに譲渡し、同社は自己破産の準備に至っていた。

なお、店舗は大手菓子メーカーにより引き続き営業されている。