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既報。8月24日に自己破産申請していた、靴下「ピンキーベル」の辻商(株)(所在地:奈良県磯城郡田原本町大字八尾624番地1 代表者代表取締役:辻本憲之)と関連で持株会社の(株)TSBホールディングス(所在地:大阪市天王寺区上本町6丁目9番10 前本店所在地奈良県磯城郡田原本町大字八尾624番地1 同代表)は8月24日、大阪地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

申請時の負債総額は辻商は約34億円、TSBホールディングスは約30億円。

破産管財人には、増市徹弁護士が選任されているとのこと。

財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成30年11月30日午後2時。

事件番号は平成30年(フ)第3567号・第3568号となっています。

 

既報記事
追報:靴下「ピンキーベル」辻商(株)(奈良)/自己破産申請 (株)スタジオ・ポアック/民事再生申請

辻商は靴下を製造するとともに「ピンキーベル」、「リセコレクション」などの靴下専門店を全国展開して販売し、平成21年7月期には約48億円の売上高を計上していた。

しかし、国の円安政策により海外からの仕入価格が急騰し、消費税増税後の消費不況もあり、競争激化、同社は売上不振に陥り、採算性も悪化させていた。同社は、これまで蓄積していた資金などで延命してきたが資金繰りが限界に達し、今回の事態に至った。