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米小売りチェーン「シアーズが15日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、150近い店舗を閉鎖すると発表した。

1886年創業という歴史ある同社は、万人向けの品ぞろえを誇る百貨店業の草分けとして、20世紀半ばまでに北米各地で店舗網を拡大し、業界の王者として君臨した。

しかし、アマゾンといったネット通販の興隆を一因とする小売業の淘汰が進む中、同社は数百もの店舗を閉鎖していた。

 シアーズホールディングスは声明で、「当社および一部子会社は、連邦破産法11条に基づき、ニューヨーク州南部地区の破産裁判所で自己破産を申請した」と発表した。