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既報。本年9月20日に事業停止した、和装・婦人服の(株)吉野藤(所在地:東京都中央区日本橋富沢町*** )は9月28日、東京地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

停止時の負債額は約3億円。

破産管財人には、綾克己弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は平成30年11月2日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成31年1月21日午前10時。

事件番号は平成30年(フ)第6921号となっています。

 

既報記事
(株)吉野藤(東京)/自己破産へ

同社は明治8年繊維の富岡市で創業し大正年間に日本橋に移転した和装卸、婦人服販売および催事販売業者。バブル時代には催事販売も好調で360億円以上の売上高を計上していたこともあったが、多角化から不動産事業に手を出しバブル崩壊で失敗、平成13年に民事再生を申請、再建されていた。しかし、本業の売上高が、消費不況の浸透により冴えず、平成30年3月期には11億円台の売上高まで落ち、コスト増を吸収できず資金繰りに窮するようになっていた。