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明治時代創業の大沢塗装(株)(東京都千代田区有楽町1-12-1、代表:大澤茂樹)は10月31日事業停止、事後処理を御山義明弁護士(電話03-6225-2557)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約17億円。

同社は明治2年創業の塗装工事業者。大手ゼネコンの下請けで、著名建物も含め多く建造物の塗装工事を請け負い、以前は40億円以上の売上高を計上していた。しかし、バブル崩壊、景気対策の公共投資の大増加までは工事もあったが、その後は受注が減り続け、また建築工法も現場塗装を必要としないパネル工法が主力となり、受注減少が続き、平成30年3月期には売上高が3億円台まで減少し、経営不振が続き、資金繰りにも窮するようになっていた。